平和祈願汗水節奉納

11月23日（金）、平和祈念堂にて開催された平和祈願汗水節奉納イベントに参加。リリーも「汗水節」を平和祈念堂の大仏様の前で演奏しました。

勤労感謝の日に八重瀬町具志頭改善センターで毎年開催される「汗水節」フェスタに、リリーも初回からずっと参加、コーラスでの「汗水節」を披露しています。

でも今年は少々趣が異なり、糸満市の平和祈念堂での汗水節奉納、となりました。

平和祈念堂の大仏様の前での演奏もリリーは過去に何度か経験していますので、今回が初めて、というわけではないのですが、「汗水節」のこの場所での披露は初めてのことになります。

沢山の団体が参加し、民謡の汗水節であったり、踊りあり、幼稚園児による演奏あり、高校生のコーラスでは中国語と英語での汗水節も歌われました。平和を祈願し汗水節を奉納する、という趣旨の通り、様々な形の汗水節が披露されたのでした。

リリーの演奏は一番目。この場に立つと、犠牲となった多くの人々の鎮魂と平和を祈願し私たちの歌声を捧げよう、といった厳かな気持ちが自然と湧いてきます。

どうか私たちの歌声が、私たちの心が響き、届き、願いが伝わりますように・・・。

東風平中学校70周年記念祝賀会にて

先週の日曜日、島尻教育会館で開催された、東風平中学校70周年記念祝賀会でリリーは「汗水節」と「ハナミズキ」を演奏してきました。

出番は、大きな太鼓の鳴り響く中、熱気溢れる子供達の力強い踊りの披露された直後。拍手喝采、会場は沸きに沸いています。続く私たち女声コーラスの演奏ですが、この雰囲気の後に歌うのか、と、微かな不安が頭をよぎります。

でも、「ああ、この雰囲気に飲まれてはいけないのだなあ」と気づき、幕が開くまでのいっとき、心を鎮め、演奏曲の歌詞を頭に描き心を添わせ、メンバー全員気持ちを集中します。

幕が上がると、会場はすでに祝賀会の打ち上げムード一杯。

精一杯心を込め、皆で声を合わせます。私たちの歌が、どうか会場の皆さんの心に届きますように・・・。

結果はどうだったでしょうか？　会場の皆さんに感想を伺う機会はありませんでしたので、残念ながら出来栄えについては定かではありません。

でも、どれ程歌い慣れた曲でも、何度歌っていても、場が異なり、観客が異なり、雰囲気が異なることで、演奏に色々な影響が与えられ、それがまた、新たな心構えを必要としたり、演奏への意気込みに繋がったり、と、新鮮な発見が幾つもあったのは確かです。

歌い慣れているからこそ、ただ歌うこと以外にも大切なことがあることに気付かされたのかもしれませんね。難しい歌は、歌うことだけで精一杯ですから。

私だけでなくリリーの全員にとって、貴重な経験になったと思います。

イベントが続きます

11月初旬から12月初旬にかけて、リリーの参加イベントは目白押しです。

10月21日になごみコンサートが終わり、ホッとしたのもつかの間、11月4日から12月9日までの1ヶ月余に4つのイベントが予定されています。


11月4日（日）　　東風平中学校70周年記念祝賀会　　　　島尻教育会館にて
　　　　　　　　　演奏曲目　「汗水節」、「ハナミズキ」

11月18日（日）　　琉球新報ホールこけら落とし　
　　　　　　　　　　　　　　クラッシックの玉手箱　　　琉球新報ホールにて
　　　　　　　　　演奏曲目　「だんじゅ嘉例吉」（リリーからの参加者6名）

11月23日（金）　平和祈願汗水節奉納　　　　　　　　　　平和祈念堂にて　
　　　　　　　　　演奏曲目　「汗水節」

12月9日（日）　　具志頭中学校70周年記念祝賀会　　　　具志頭改善センターにて
　　　　　　　　　演奏曲目　　「汗水節」、「ハナミズキ」　


演奏曲は今までに何度も披露している「汗水節」となごみコンサートで披露した「ハナミズキ」がメインですので、新鮮味はないかもしれません。でも、同じ曲を場を変えて繰り返し演奏する、というのもリリーにとっては、とても良い経験になりそうです。

こういう経験を経ることで、演奏の奥行きが少しずつでも広がっていったら嬉しいなあ、と少し期待を寄せています。